すい臓の病気(膵炎・膵のう胞・すい臓がんなど)
すい臓は、ホルモンを分泌する内分泌機能と消化酵素である膵液を小腸に送り込む外分泌機能がある器官です。内分泌機能が低下すると糖尿病をきたすことがあります。急激な糖尿病の発症、増悪には膵臓がんが背景にある場合もあり、超音波検査やCT検査を行うことが重要です。
膵臓がん
膵臓がんは、早期発見が非常に困難で、進行も早い病気です。発見時にはすでに手遅れとなっている場合もあります。喫煙や肥満、糖尿病、遺伝によるものなど、様々な要因で発症すると言われています。血液検査での腫瘍マーカー測定や超音波、CT、MRIなどの画像検査によって発見することができます。
膵のう胞
膵のう胞とは、膵臓に液体が溜まっている袋状のもの(のう胞)ができる疾患です。のう胞には様々な種類があり、経過観察可能なものから悪性化(がん化)のリスクが高いものまで様々です。血液検査での腫瘍マーカー測定や超音波、CT、MRIなどの画像検査によって鑑別を行うことが可能です。