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身近な病気のお話(3) 脂質異常症

[2021.05.07]

今回は脂質異常症についてです。

脂質異常症とはLDL-Chol、HDL-Chol、中性脂肪のいずれが異常値となった場合に診断されます。脂質異常症は動脈硬化を引き起こす原因となり、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞にもつながる可能性もあり、しっかりと治療を行う必要があります。

日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド2018年版」において、脂質異常症のための生活習慣の改善には、

 

  1. 禁煙(受動喫煙の防止も含む)
  2. 食事管理(バランス良い食事、飽和脂肪酸・コレステロール摂取の制限、食物繊維の摂取、食塩の制限)
  3. 体重管理(BMI25以上であれば体重減少)
  4. 運動・身体活動量(有酸素運動を中心に実施)
  5. 飲酒(アルコール摂取量の制限)

 

が挙げられています。

症状がないので気づかないうちに動脈硬化を引き起こすのが脂質異常症の怖いところ。健康診断で異常を指摘された方、まずは生活習慣から見直してみるのはどうでしょうか。

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